働き方

ブラック企業を退職するまでの経緯を入社から辿ってみた

ブラック企業を辞めたいと思っている人は多いと思います。
わたしも辞めたいと思っていました。
けれど辞められずに1年以上仕事を続けてしまいました。

その時の経緯をご紹介します。
10分程度で読める記事なので、あまりお時間は取らないと思います。

続けるか、辞めるか迷っている人の参考になれば幸いです。

なぜブラック企業に入社してしまったのか

親を安心させようとして正社員の募集をしていたこの会社に応募しました。
この時点で、選択を誤っていたと今では思います。

入社した会社は飲食業界の新興企業でした。
正社員で入れたのは、人員不足が深刻だからですね。
正社員で入社できるという安心感から、そこらへんの調査を怠っていました。(無念)

入社した会社の売りは3つポイントありました。
1.アットホームな職場環境
2.素晴らしい経営理念
3.社長の素晴らしい功績

・・・いやこれヤバイところじゃん。
今考えると分かりますね・・・。

入社前面談でその会社では、ある動画をみました。
動画の内容は【社長の美談】でした。

めっちゃ泣かせに来ているのがわかったので、ちょっと涙目になったほうがいいのかなと思って、そういう表情を動画を見終わったらしていたら、入社前面談担当者は感心していた様子でした。
書類を書いて入社までスムーズに行きました。
これが悪夢の始まりだったとも知らず・・・

退職を考え始めたきっかけ

最初の頃は、飲食店の忙しさに忙殺され、思考する暇すらありませんでした。
ただ職場にいるひとは皆良い人で、まさにアットホームな職場、自分を必要としてくれている感があり、頑張らなきゃと思えました。

そんな毎日が続くかと思われたのですが、しばらくして仕事が落ち着いた頃、いろいろ問題が起きてきました。
いろいろな問題たち↓
・パワハラ先輩からの詰問
・パワハラ上司からの悪口
・忙しくてしんどい
・長時間勤務がキツイ
・自分の性格と合っていない
・プライベートを全て犠牲にしている

そして畳かけるように、問題が連鎖
・周りの同僚がどんどんやめる
・信頼していた上司も辞める
・辞めた人への扱いが酷い、まるで使い捨て。

さらに在籍社員の不満もどんどん蓄積
・一部の人の表彰を行うためにつくられた無駄に長い表彰式
・休日返上で行う研修、実績報告会
・人がいないにも関わらずどんどん増やす店舗
・ありえない程残業しているのに、給料は固定

こんな状況なのに、忙しすぎて退職するという思考が発生しないという・・・恐ろしい状況

異動により退職するという選択がどっかいく

入社して1年5か月後、ステップアップとしてお店を異動することになりました。
この会社では異動は良いこととされている風潮がありました。
やっと自分も次のステップに進めるんだと嬉しくなったものです。

いや・・・・退職したい気持ちどこいったんだ。
アホ過ぎる。

異動前の社員旅行で退職の意志が風前の灯に

異動するだけでも大変なのに、異動の間に社員旅行が差し込まれました・・・。

社員旅行前日は、1年5か月いた店舗での最終勤務日だったので、いろいろ残務があり早朝3時まで仕事をしました。
3時に帰ってから旅行準備を1時間で行い、1時間寝て、空港に向かうという超ハードスケジュールでした。

つかれていたので1時間半寝てしまい、行きの飛行機ギリギリだったのはここだけの話。

旅行はほぼ体を休める為に使いました・・・。
初めての海外だったのですが、あんまり楽しめませんでしたね。
あ、ごはんは美味しかったです!

これはまずい・・・退職への思いが有るうちに行動しようと思い、上司に退職を相談
これが悪手でした、人手が足りないんだから当然です。引き留められました。

新しい店舗では心機一転し頑張ろうと思い直すが・・・

辞めたい理由は、だれしもあるし自分だけじゃない、みんな辛いから。ここを乗り越えたらまた考えが変わるかも。

と思いなおし、新しい店舗で頑張って仕事をしていました。
が、やはり仕事になれてくると前の店舗と同じような問題に直面。

店舗は変わっても、経営のシステムは同じなのだから当然ですね。
そこでまた上司に相談

「今のままだと仕事がきついので、もっと働きやすい環境にしてほしい。今の人員では体力の消耗が激しいので店舗を回すのは難しい。人員補充をしてほしい」と言ったら上司いわく【お前の為に会社はあるんじゃないから、提案をかなえるのは難しい】とのことでした。

わたしは会社の為に頑張って働いていました。
けど会社は自分の為には動いてくれない。
退職したい気持ちが再燃しました。

退職したいと心に決めたはいいが・・

人員補充を相談した上司がまさかの退職!
お前が辞めるんかい!ってあきれた。

新しく来た上司は体調があまり良くなく、休みがちな人でした。
そのことについて不満をもった店舗スタッフの不満の声が副店長やっていた自分に振りかかかる結果に・・・。
しんどいしんどい。

そんな状況をなんとかやり繰りしていると新上司が、お盆の一番忙しい8月半ばに休養で10連休を休むことになると聞かされる。
お偉いさんから、上司休みでもなんとかなりそう?と聞かれる。
(いやなんとかするしかないんだろ・・)なんとかします。と答える。

お盆期間死ぬほどの連勤で、かつ責任者(仮)として精神すり減らし耐えきる。

もうほんと無理だったのだが、長期休養をとっていた店長が信頼できる店長に代わると聞いてもう少し頑張ろうと決める。

ただわたしも精神的にかなり限界に来ていた為、信頼できるY店長が店舗に馴染んだあたり(6か月後くらい)に辞めようと決意する。

Yさん覚えているかな、赴任した直後「半年は一緒に頑張ります」と言ったのを。

この時2017年9月だった。
退職しようと決めてから、すでに1年が経過していた・・。

退職の最後の決め手となったのは

半年後に状況が変わったら続けるかもなーと思いながら仕事をしていた。

そこで最後の決め手となる出来事が起こった。
それは自分の誕生日が、忘れられていたことだった。

わたしのいた会社では、誕生日をお祝いする風習があった。けれどその年の誕生日は、別の店舗に異動する後輩の送別日と重なっていたため、みんなそれに注力していた為か、わたしの誕生日ということに誰も、何もアクションが無いという状況となっていた。
非常にこれは応えた。スタッフの誰かが思い出したのか、ケーキとメッセージプレート頂いた。が空気でわかった。
忘れていたのだろう。思い出してくれたのはとても嬉しかったがその時間は23時を回ろうとしてた頃だった・・。

もうこの職場にいる義理は何もないなと、思い至った。

予定どおり新店長赴任から半年後辞めた。
辞めるまでにかかったのは1年半だった。

まとめ

・会社を辞めたくなるのは、入る時に判断を誤っている可能性がある
その判断を誤っていないことにしたいから、続けてしまうのかもしれない。
・会社を辞めるときに相談するのは上司ではなく、自分の心

会社辞めたいときは、すぐ辞めたらいい。
自分の人生だし。
辞めても大抵なんとかなる。

生活保護や、実家、寮のある職場に転職するのもあり。
現状を変えるのを恐れないでください。

心の声を聴いてあげてください。

END